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福井県 越前  引接寺  いんじょうじ

引接寺  いんじょうじ
住所:福井県越前市京町3丁目3-5
山号:摂取山
宗派:天台真盛宗
創建:室町時代中頃1488年(長享2年)
開基: 真盛上人
本尊:阿弥陀如来
☎:0778-22-0442
駐車場:あり
交通機関
JR北陸本線 武生駅より徒歩10分
福井鉄道福武線 越前武生駅より徒歩12分
2013.7.2

山門
総けやき造り入母屋、桟瓦葺き、一間一戸、四脚門、木鼻や門扉などの細部に精緻な彫刻が施されています。十六羅漢や滝のぼりする鯉、獅子など
彫刻されていま


武生の街中はかつての城下町らしく寺院が多くあり、この引接寺へ向かう参道は石畳で“寺町通り”らしい古い町並みが見られます。ちなみに『愛山荘』や「紫式部公園」とは駅の反対側です。「紫式部公園」はのちほど記事に書きます。
創建は室町時代の中頃。その後の詳しいことはわかりません。境内には戦国時代、江戸時代末期の石仏があります。
越前市指定文化財の仏像を所蔵しているそうです。

池泉回遊式庭園
明治天皇行在所となった際に天皇を迎えるために作庭されたと言われます。
墓所の方に入り口があり見学できます。念のため連絡を広い回遊式庭園です

法華塔

十一面観音菩薩像

本堂
木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、平入、正面3間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、内部の内陣には須弥壇が設置され厨子の中には本尊が安置されています。

御本尊は厨子の中で お前立はありません

本堂の欄間 天女像  フラッシュ撮影できません


観音堂
木造平屋建て、切妻、桟瓦葺き、妻入り、外壁は大壁造り白漆喰仕上げ(塗屋造)。鐘楼は入母屋、桟瓦葺き、外壁は柱のみの吹き放し、石積の土台の上に建てられています。

石大仏(石造り聖観音菩薩) 高さ3m

地蔵菩薩像

不動明王像


その他
引接寺は寺宝も多く鎌倉時代に書かれた往生要集(写本)9巻が福井県指定文化財に、室町時代に書かれた真盛消息1巻、室町時代末期に建立された引接寺石仏群、室町時代に製作された木造十一面観音像1躯、鎌倉時代に制作された水瓶1口が貴重な事から越前市指定文化財にそれぞれ指定されています。

境内の入り口にある「丈生幼稚園」の擬洋風建築は明治時代に県警察部庁舎として建てられたものを大正時代に移築したもので、国登録有形文化財

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