ほんわか人生の旅

全国各地の観光 古典文学 映画観賞 健康

京都 世界遺産 下鴨神社(賀茂御祖神社)

2021年9月30日記事修整しリライトしました。

下鴨神社  世界遺産
住所:京都市左京区下鴨泉川町59
祭神:賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)
玉依媛命(たまよりひめのみこと)
電話:075-781-0010
駐車場:西駐車場 南駐車場  私的有料駐車場も近くにあります。
交通機関
京阪電車・叡山電鉄出町柳駅より徒歩7~10分 市バス「下鴨神社前」もしくは「糺ノ森前」で下車徒歩5~10分


まずは、下鴨神社の摂社(せっしゃ)

「河合神社」に参詣します。


河合神社は下鴨神社の摂社として古くより祀られ、女性守護としての信仰を集めるお社である。



ご祭神には神武天皇の母、玉依姫命をお祀りし、玉依姫命は玉の様に美しい事から美麗の神としての信仰も深い。河合神社ではこの美麗の祈願絵馬として手鏡絵馬の授与を行っている。


手鏡の形をした絵馬(顔を表す模様が入った)にご自分の普段使用されている化粧品でメイクをして、裏に願意に祈願を記入。絵馬に自分の綺麗な表情を描き、絵馬に願いを託すことにより外見だけでなく内面も磨いて美しくなっていただくと言う絵馬です、もちろん女性に人気です。



鴨長明の方丈  方丈記
晩年、各地を転々とした鴨長明が「栖」(すみか)として仕上げたもので組み立て式。
広さが一丈(約三メ-トル)四方であることから「方丈」の名がある。



鴨長明は、鎌倉時代前期の歌人、随筆家。
長明はこの方丈から世間を観察し、世の無常と人生のはかなさを『方丈記』に著した。



1155年(久寿2年)賀茂御祖神社の禰宜だった鴨長継の次男として誕生。
1204年(元久元年)、後鳥羽院から河合神社の禰宜に推挙されるが、賀茂御祖神社禰宜の鴨祐兼の後は、東山、大原、日野で隠遁生活を送った。


 1205年(元久2年)、『新古今和歌集』に「石川や 瀬見の小川の清ければ 月も流れを たずねてやすむ」 をはじめとする十首が選ばれている。


 1211年(建暦元年)には、飛鳥井雅経の推挙により、鎌倉幕府三代将の反対で望みは叶わず出家。
その後は、東山、大原、日野で隠遁生活を送った。


 1205年(元久2年)、『新古今和歌集』に「石川や 瀬見の小川の清ければ 月も流れを たずねてやすむ」 をはじめとする十首が選ばれている。
源実朝の和歌の師として鎌倉へ行く。



法華堂(源源頼朝墓)を参拝したとき。長明の歌「草も木も なびきし秋の霜消えて 空しき苔を はらう山風」 と詠んだといわれている。



京に帰った後の1212年(建暦2年)に成立した。
『方丈記』は、日本三大随筆の一つであり他には『枕草子』と『徒然草』)がある。
1216年(建保4年)、62歳で没した。



賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)は、京都市左京区にあり。
通称、下鴨神社(しもがもじんじゃ)ともいいます。


式内社(名神大社)、山城国一宮、二十二社(上七社)の一社で、
旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社です。


当神社がまつられたのは、崇神天皇の七年(BC九十)に神社の瑞垣の修造がおこなわれたという記録があり、それ以前の古い時代からまつられていたとおもわれます。



 先年糺の森周辺の発掘調査で縄文時代の土器や弥生時代の住居跡がたくさん発掘され、それを裏付けています。


また社伝や歴史書に、お祭、社殿、ご神宝等の奉納などが記録されています。


『続日本紀』の文武天皇2年(698)には、葵祭に見物人がたくさん集まるので警備するように、という命令が出された、という記事があります。このことから、奈良時代より前から当神社が大きなお社で、盛大なお祭がおこなわれていたことがわかります



この神社も参道の両側に小川が流れています。参道左は馬場になっています。
ここでは葵祭の前日に流鏑馬が執り行われます。




井戸の上の御手洗社(みたらししゃ)で水みくじがあります。



井戸の上に建つことから井上社の別名を持つ「御手洗社(みたらししゃ)」。

土用の丑の日の足つけ神事(御手洗祭り)のころになると、不思議と川や池からひざがつかるほどの清水が湧き出てくるため「鴨の七不思議」のひとつに数えられています。

さざれ石



橋殿

ちょうど結婚式の祈念撮影をしていました。



舞殿


印璽社(いんじしゃ)
御本殿間近に印璽社が古くから祀られている。印璽とは、しるし、おして、印形のことである。



 中国で印影とも印章とも称せられるものは、わが国語では、(判)ともいんぎょう(印形)とも又はいんばん(印判)ともいわれている。


 印影がわが国に渡来したのは聖徳太子(574-622)の時とされている。古くより印は宮廷や社寺において貴重な秘印として扱われ、それが次第に神格化されていった。
現在では、契約の神として、大切な契約の時、物事を成功裏に結び付けたい時などに参拝される方が後を絶たない。


言社(ことしゃ)
言社は大國さんと親しく呼ばれている。大國さんとは、大国主命の略称で、正式社名は言社であり七つのお社がある。
一言社、大国魂命・顥國魂命
二言社 大国主命・大物主命
三言社 大己貴命・志固男命・八干矛命
また、言社はエトの守護神としても有名で古くから信仰をあつめている。



 各お社ごとに御神徳があり、それをエトで表わし、ネ年からイ年までの生れ年の守護神として信仰されるようになったお社です。

御手洗社

パワースポット
パワースポットとしての人気が高い下鴨神社の中でもとりわけ若い女性の参拝客を集めているのが、境内に鎮座する末社の「相生社(あいおいのやしろ)」でしょう。

相生社は、産霊神(むすびのかみ)の霊験によって縁結びのご利益があるとされているのですが、この産霊神(むすびのかみ)=神皇産霊神(かみむすびのかみ)であるのです。



葵祭
世界最古の長辺小説・紫式部「源氏物語」にも描かれた葵祭。葵祭のヒロイン斎王代(さいおうだい)は毎年いったい誰がなるのかと話題にあがります。


衣装は十二単衣で何千万円もします。

いい所のお嬢様しかなれないようです。


また下鴨神社のお参りの後に行く場所でおすすめなのは京都御所の隣にある紫式部邸宅址・源氏物語執筆地「蘆山寺(ろざんじ)」。 桔梗が咲き誇る6~9月の「源氏庭(げんじてい)」は見どころのひとつ。
私たちは、別途地区別公開の日に出かけました。


邸内に駐車場もあります


最後迄お読み頂きありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する