奈良県 唐招提寺 世界遺産 千手観音菩薩
2020年6月公開
2021年9月17日一部記事の加筆
本当に千本の手があります
他に千本の手が有るお寺さんは大阪の藤井寺です。
唐招提寺
住所:奈良県奈良市五条町13-46
山号:ありません
宗派:律宗
本尊:廬舎那仏(国宝)
創建:天平宝字3年(759年)
開基:鑑真
電話: 0742ー33ー7900
駐車場:あり かなり広いです しかし薬師寺から歩いても来ることができます。


南大門
柱五間の中央を三扉とする切妻造の門。天平様式を模して1960年(昭和35年)に再建された。複製の扁額が掛かる。正規の物は講堂に保管されている。




画像はお借りしました
心乾漆千手観音立像
像高535.7㎝。奈良時代末期の作で。千手観音像は40手(合掌手を含めて42手)で千手を代表させるものが多いのですが、唐招提寺の本像は実際に1,000本の手を表した例で、大手42本の間に小手をびっしりと植え付ける。現状は大手42本、小手911本、計953本があるが、造られた当時は1,000本の手を有したものと思われる。
このように実際の手が千本あるのは大阪の葛井寺であるが、藤井寺は光背に手を打ち付けたものであり、また筆で眼が書いてあります、この寺は実際に本尊に取り付けられているので非常に珍しいのです。
像が脇手に持っている持物はその大部分が後補と言われるものですが、なかには宮殿、蓮華なども持っています。
本像は盧舎那仏像と同様、1999年度から2002年度にかけて保存修理が行われ、このときにすべての脇手をいったん取り外し、保存処置をしてから元に戻されました。修理時に、寺内の収蔵庫から、本像の背面裾部分の断片が発見されたことにより、修理後はこの断片を本来の位置に復元されています。

講堂 国宝
平城宮の東朝集殿を移築・改造したものであり、天平宝字4年(760年)頃、平城宮の改修に伴って移築されたもの。
堂内には本尊弥勒如来坐像(重文、鎌倉時代)と、持国天、増長天立像(国宝、奈良時代)を安置されている。1970年に新宝蔵が建築されるまでは、堂内に多数の仏像を安置されていました。
御影堂 重要文化財
国宝 鑑真和上像が安置されています。
建物は興福寺の一乗院(廃絶)の遺構で、慶安2年(1649年)の建立。1962年までは地方裁判所の庁舎として使用されていたようで、1964年に唐招提寺に移築されたもの。
障壁画は鑑真像に奉納するため、日本画家東山魁夷によって新たに描かれたものであるがそれは素晴らしいです。青色を基調とした風景が。しばらく眺めていると遠い昔を連想させる。明るい色ですがすがしい。


鼓楼(国宝)
金堂・講堂の東側に建つ西側の対称的位置に建つ鐘楼に対し「鼓楼」と称するが、この建物には太鼓ではなく、鑑真が唐から請来した仏舎利を安置しており、そのため舎利殿とも称する。
毎年、5月19日に行われる梵網会(ぼんもうえ、通称「うちわまき」)の際は、この建物の楼上から縁起物のうちわが撒かれる。「ハート形」のユニークなうちわです。
「うちわ」は、災厄から免れる「魔除け」のうちわとしてご利益があるとされ、通常時も同じようなうちわが唐招提寺内で「1000円」で販売されていますが、「うちわまき」の日に限っては、うちわを獲得できる限りにおいては「無料」で手にすることができます。
近年では唐招提寺側が「うちわまき」への参加を「先着400名」と制限するようになりました。
先着順と言うことは、事前に「整理券」を獲得しておかなくては、そもそも「うちわまき」に参加することができないのです。
整理券の配布は、例年は「朝9時」から配布が行われます。また、開門はそれより早く行われますので、どうしても欲しい方は、7時半ごろから並ぶと良いと思います。
うちわまきが実施される6時前には、一度唐招提寺に出向いておく必要があるのです。(整理券を手に入れれば、当日は唐招提寺の拝観料を2度払う必要はなく、再入場が可能となっています。)
整理券を手に入れた人は「うちわ」は400枚の整理券に合わせた枚数がきちんと撒かれ、うちわを獲得できた人は退出することになりますので、「うちわ」は必ず手にれることができます。「うちわまき」への参加は原則として「20歳から60歳」までの年齢制限が一応は設けられているそうです。
「整理券」以外に、1000枚の「抽選券」も別途配布されます。こちらは14時30分まで配布が行われており、「うちわまき」実施後に、当選した方のみがうちわを受け取ることが出来ます。

経蔵、宝蔵(各国宝)
礼堂の東側に並んで建つ(南が経蔵、北が宝蔵)。ともに奈良時代の校倉造倉庫。経蔵と宝蔵の外観は似ているが、規模は前者の方がやや小さいとおもう。
その他の建物
戒壇
境内西側にある。戒壇は、出家者が正式の僧となるための受戒の儀式を行う場所。戒壇院の建物は江戸時代末期の嘉永元年(1848年)に放火により焼失して以来再建されず、3段の石壇のみが残っている。
東大寺にも戒壇院がある。
開山堂
かつては御影堂安置の国宝「鑑真和上坐像」が安置されていた。聖武天皇を祀り本願殿と呼ばれていたが、平成25年(2013)に再び開山堂に戻された。
像高は800.1センチメートル
まるで、生きている様です。
中興堂
重要文化財の木造大悲菩薩坐像(中興の祖・覚盛の肖像)を祀る。通常は非公開。
地蔵堂
重要文化財の木造地蔵菩薩立像を安置する。地蔵盆(8月23・24日)の期間のみ公開。

この手前を上がると鑑真和上のお墓があります

鑑真和上のお墓