滋賀県 紅葉を愛でる旅 湖東三山と永源寺(紅葉寺) ①西明寺の巻
湖東三山とは西明寺(さいみょうじ)・金剛輪寺(こんごうりんじ)百済寺(ひゃくさいじ)三寺は同じ路線上にあり比較的近距離です。そして永源寺(えいげんじ)少し離れています。永源寺ダムの近くで40分位かかります。
これとは別に湖東三山というところもありますが、そこは秋のみ公開で普段は予約
しないと拝観できません。(お庭は自由)
これはこの地方では定番の観光コースで観光バスがぎゅぎゅう詰めになります。
今は、近くにスマートインターチェンジができて便利です。
西明寺
滋賀県犬上郡甲良町大字池寺26
住所:滋賀県犬上郡甲良町大字池寺26
山号:龍応山(りゅうおうざん)
宗派:天台宗
本尊:薬師如来
創建:平安時代初期
開基:三修上人
別称:池寺
電話:0746-38-4008
三重塔特別公開が毎年開催されます
非見に行ってください。まじかで見る塔内綺麗です。
この石垣が特徴的 城壁ですね。 しかしこの寺は信長の焼き討ちもなく往時の風情が
楽しめる古刹です。
二天門 室町時代に建立され、重要文化財に指定されています。
ここには仁王さんの代わりに増長天と持国天が安置されているので二天門と言います
本堂は、鎌倉時代初期に建立された建造物で、釘を一本も使わない純和風建築です。鎌倉の様式がよく保存され、国宝第一号に指定されています。
国宝三重塔
お寺からいただいたパンフです 三重塔内部 公開される日があります
池の中には見事な折鶴の鶴島と亀島があります
石組みは薬師如来を表す建て石、日光、月光の三仏、十二神将を表現しています
不断桜
湖東三山の一つに数えられる天台宗の寺。平安時代、仁明(にんみょう)天皇の勅願により三修上人が開山したと伝えられます。戦国時代には兵火のため荒れ果てていましたが、江戸時代中期に望月友閑(もちづきゆうかん)によって再興されました。
門をくぐると参道が続き、山坊跡(山城の形式)の石垣が散在しており、平安、鎌倉、室町時代を通じて祈願・修行(しゅぎょう)道場として栄えたことがうかがわれます。
幸い織田信長はここを焼き討ちしていないのです。よって往時の飛騨(ひだ)の匠によって建立された本堂や三重塔や二天門が残されています。
本堂の右方に立つ三重塔は、総檜(そうひのき)の優美な姿の塔といわれ、初層内部に極彩色で金剛界の三十二菩薩など鎌倉時代の極楽浄土が描かれています。本堂と同じく釘を一本も使わない純和風建築で、国宝に指定されています。
また、紅葉の名所としても有名ですが、不断桜があり、紅葉と桜を同時に見ることができます。