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鞍谷御所跡(くらたにごしょあと )味真野神社

鞍谷御所跡(くらたにごしょあと )味真野神社
住所: 福井県越前市池泉町18−21 旧武生市



室町4代将軍足利義持の弟の足利義嗣は、足利義持と不和になって殺害された。足利義嗣の子の足利嗣俊は越前に逃れ、味真野にすまいし、鞍谷殿と称し、鞍谷御所と称された。
鞍谷氏は越前守護斯波氏に庇護されたが、朝倉氏が越前を実行支配するようになると、鞍谷氏は朝倉氏の客将として遇された。
朝倉氏が信長により滅亡した後は、小丸城の佐々成政と臣従関係を結んだとされる。
太古では、継体天皇となる大迹王がこの地に住んでいたといわれ、御所跡には継体天皇を祀る味真野神社(あじまのじんじゃ)が建立されています。

獅子が子供を抱きかかえています。これ珍しいですね。足元にいるのが普通です

本殿渡り廊下

本殿

土塁あと

鞍谷氏供養と伝えられているものは、笏谷石製の七重塔で、すでに相輪から上部はなく
高さ約230cmで、装飾紋様や銘文、種子は一切認められない。



池泉町には、館跡があり、武衛山には居城跡が残されている。供養塔北側の
「石山はずれ」と呼ばれるところには、鞍谷氏の菩提寺真言宗慈雲寺があったが
天正3年8月、織田信長の一揆侵攻で滝川一盛の兵に焼き払われたと伝えられている

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