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京都     相国寺 しょうこくじ

相国寺 しょうこくじ
住所:京都市上京区今出川通烏丸東入
山号:萬年山(まんねんざん)
宗派:臨済宗相国寺派大本山
創建: 1382年(永徳2)
開基:足利義満  夢窓疎石開山
本尊:釈迦如来
電話:075-231-0301
駐車場:近くの民間に駐車しました


公共交通機関
京都市バス
行先・系統:201系統[祇園・百万遍行き
乗車バス停:四条京阪前[乗り場
降車バス停:同志社前

総門


別格:南禅寺
一位:天龍寺
二位:相国寺
三位:建仁寺
四位:東福寺
五位:万寿寺(東福寺塔頭で非公開)


相国寺は、京都五山第二位に列せられる名刹です。正式名称は萬年山相國承天禅寺。
相国寺は五山文学の中心地として知られ、画僧の周文、雪舟は相国寺の僧です
相国寺は、1394年、伽羅が完成して2年後に失火で焼失し、その後再建するも七重大塔が落雷でまた消失してしまいます。
応仁の乱の際には、細川方の陣地となったため、相国寺の戦いで焼失しています。
4度の焼失の後、1584年に復興を進め、慶長十年(1605)豊臣秀頼が寄進した法堂(再建された最古の法堂)には、天井に狩野光信筆の蟠龍図が描かれ、特定の場所で手を打つと反響することから「鳴き龍」という名で知られています。


義満の時代は中国では明の時代でしたが、このとき、中国の開封に大相国寺という中国における五山制度の始まりのお寺がありました。この大相国寺の寺号を頂いて「相国寺」と名付けられたのです。
中国、開封市に「大相国寺」があり現在も存在しており、相国寺とは友好寺院の締結をしています。両寺院には友好の碑があります。

境内には本山相国寺をはじめ、十三の塔頭寺院があり、山外塔頭に鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、真如寺があります。また全国に百カ寺の末寺を擁しています。
意外と金閣寺・銀閣寺が相国寺の塔頭と知らない人が多いのです。あまり相国寺を訪れる人はいません。
金閣寺もほぼ時を同じくして義満により創建されました。銀閣寺はその後年、同じく室町幕府八代将軍である足利義政により創建されています。足利歴代将軍が創建した禅宗寺院として、本山である相国寺の塔頭寺院となり今に至っています。


以下の建物は全て京都府指定有形文化財です


法堂(本堂)
この建物、実は日本で最古1605年の法堂建築で。
天井に龍の画がありますが特別拝観のみ

龍の写真はありません。




杉戸絵  開山堂

方丈、
方丈の前庭は枯山水庭園になっています。
方丈正面は勅使門
特別拝観

勅使門

庫裡、
絵御時代1807年

経蔵



浴室、
特別拝観 春

鐘楼、  とても素晴らしい こんなの細か組み合わせ


弁天社


承天閣美術館
相国寺、鹿苑寺、慈照寺の宝物が収蔵されています。定期的に公開されているのでご覧になる方は確認してから足を運んでください。
主なものとしては、鹿苑寺書院にあった伊藤若冲による襖絵や、長谷川等伯による竹林猿猴図、円山応挙の諸作品やその他多くの国宝、重要文化財等と承天閣美術館において出会うことができます。内部は写真撮影できません。



天響楼
中国にある大相国寺(だいしょうこくじ)との友好の証として2011年に建てられた新しい鐘
です。  わたくしたちの訪れた時はありませんでした。

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