京都 常寂光寺 嵯峨
常寂光寺
住所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
山号:小倉山
宗派:日蓮宗
創建:慶長元年(1596年)
開基:日
本尊:十界大曼荼羅
駐車場:あり
二尊院より5分
京福嵐山本線「嵐山駅」下車、徒歩約25分
市バス・京都バス「嵯峨小学校前」下車、徒歩約15分
阪急電車「嵐山駅」下車、徒歩約35分
JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩15分
慶長年間に本圀寺の日禎上人の穏退所を寺にした。紅葉の美しい小倉山の中腹にあり、常寂光土に遊ぶような風情があるとこの名がつけられた。
珍しいことに塀がないのに仁王門、山門があるのです。
山門
江戸時代後期に改築されたもの
仁王門
南北朝時代の貞和年間に本国寺の南門として建立、元和2年(1616年)に現在地に移築、藁葺き
福井県小浜の日蓮宗寺院・長源寺から移された。寺伝に運慶作というが実際の作者は不明。足腰の病を癒やすとされ、信徒が奉納したわらじが壁に掛けられている。
多宝塔
国の重要文化財、元和6年(1620年)8月建立、高さ12m、方三間、重層、宝形造、檜皮葺
別名並尊閣とも呼ばれています。前面に霊元天皇の勅額を揚げています。
小督局の遺品などが納められています。
本堂
安土桃山時代の大名小早川秀秋の助力により、伏見城の客殿を慶長年間に移築。平瓦葺き
鐘楼
寛永18年(1642年)建立。梵鐘は第二次世界大戦中の金属供出により失われたため、昭和48年(1973年)に京都工芸繊維大学教授青木一郎の音響設計により鋳造されたものです。
歌仙祠(謌僊祠 かせんし)
平成6年(1994年)に改築。藤原定家、藤原家隆像が納められている歌詞
時雨亭跡(しぐれていあと)
藤原定家が小倉百人一首を編纂した定家山荘が、この付近であるとして建てられたものです。
戦前までは庵室が建っていたが、台風により倒壊したとされる
他に二尊院、厭離庵も時雨亭跡の候補地とされています。
妙見堂
妙見堂は能勢妙見を分祀し歌仙祠には藤原定家、藤原家隆の木像を安置しています
妙見菩薩を祀る
開山堂
2004年の建築だそうです。中を拝見することはできない
寺内から京都市内が眺望できます。















