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四国八十八ケ所車で遍路の記録/ 第88番大窪寺(おおくぼじ)結願のお寺

涅槃の道場:第66番~第88番札所:讃岐の国(香川県)
2020年1月19日公開
2020年8月25日一部修正 寺名記入
2020年1月19日公開しその後寺名記入した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を
追記他の部分(写真等)追加・修正して2021年8月18日に再度公開しました。


いよいよ結願のお寺です
 四国霊場八十八ヶ所巡礼の最終となる結願のお寺。遍路の旅の成就を迎えてくれる仁王門(これはまだ新しい)。ここの右手の山門内に駐車場があるが、私たちは食事をするため有名なうどんを食べることにした。「打ち込みうどん750円」を食べた。
店の駐車場車を留め旧来からある山門「二天門」から入る。次回来る時は仁王門脇に駐車
すると仁王門です。

87番:長尾寺から15.1km このお寺参拝したら
再度お遍路始めた番:霊山寺に行くのが習わしだそうです。


八十八ヶ所結願(けちがん)の霊場「大窪寺」
第1番から1279.8㎞
第88番大窪寺(おおくぼじ)
住所:香川県さぬき市多和兼割96番地
山号:医王山(いおうざん)
院名:遍照光院(へんしょうこういん)
宗派:真言宗大覚寺派
創建:伝:養老年間(717年)
開基:伝:行基
御本尊:薬師如来


☎:0879-56-2278


駐車場:無料、普通100台、大型10台
 高松自動車道・さぬき三木ICから県道38号、県道10号、県道3号を経由国道377号を。約40分。
  
交通機関
琴平電鉄長尾線長尾駅から約17km


真言:おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
御詠歌:南無薬師 諸病なかれと 願いつつ 詣れる人は おおくぼの寺
八十八ヶ所結願(けちがん)の霊場「大窪寺」。徳島県の県境に近い矢筈山(標高782m)の東側中腹に位置します。
「同行二人」を共にした金剛杖などは、大師堂脇の寶杖堂(ほうじょうどう)へ奉納する糖ですが、私たちは記念と一番札所に行くため奉納はしませんでした。


二天門
食堂の前の石段から上がりました。

ここは食堂から上がると小さな山門です。
二天門には四天王のうち持国天と多聞天が祀られています。


別に本来の参拝する山門があります。
新しい山門は高野山の山門に似ている。二天門以外は明治33年の火事ですべて消失し再建された。ここは「女人高野」と呼ばれています。


山号扁額「醫王山」
わたくしの行った時の仁王さんと現在の仁王さんの体の色が違うのです。仁王門修理後に仁王さんも彩色され茶色の色に変っています。


山門内側には、巨大なわらじがありました。


仁王門をくぐると鐘楼があります。

阿弥陀堂
本堂の右側にあります。


五大明王
本堂前に 厄除け不動
不動明王を中心に五大明王が祀られています
降三世明王  軍荼利明王  不動明王 大威徳明王 金剛夜叉明王 



原爆の灯
写真ではハッキリ見えませんが小さな灯が絶え間なくついています。


お砂踏み道場  拝観料 500円
内部には八十八カ所の本尊が
すべてまつられており、八十八カ所のお砂踏みもできます。

大師堂
建物は本堂手前から石段を登った所にあります。

寶杖堂(ほうじょうどう)
ここに金剛杖を奉納するところです。
私たちは、一番札所に行くためここで納めませんでした


水掛地蔵
現在は違う石像が祀られています。
本堂左手前 石仏が新しく祀られています。
左から 地蔵菩薩 宝手菩薩 阿弥陀如来 宝印手菩薩 持地菩薩 堅固意菩薩像
新しい 画像はお借りしました

旧 趣があります

本堂
扁額「瑠璃光殿」
本堂内の正面に「霊場結願所」の大きな文字の額が掛かっています
正面の礼堂と中殿、多宝塔のような奥殿から成り、本尊と三国伝来の錫杖は奥殿にまつられている。本尊はホラ貝を持った珍しい姿の薬師如来でこのホラ貝ですべての厄難諸病を吹き払うといわれます。。
本堂の後ろには多宝塔の屋根が見えます。
二重多宝塔 本堂の裏手にあります。奥の院




心経塔(写真はありません)
信者さん達の 般若心経の 写経が奉納されるそうです


 矢筈山(標高800m)の東腹にある大窪寺は四国霊場最後、結願の寺です。
大窪寺は、養老元年(717年)に行基が開基したと伝わっています。


 後に唐(中国)から帰国した弘法大師が奥の院の岩窟で求聞持法を修し、大きい窪みに堂宇を建立して、薬師如来を刻み、本尊としました。
それで寺名を大窪寺としたと伝わっています。


 弘法大師は唐の恵果阿闍梨から授かったインド、中国、日本の三国伝来の錫杖を納め、四国霊場結願の札所としました。


 大窪寺は古くから女性の入山を許したので「女人高野」といわれていました。
広大な境内には百余の堂宇を配し、興隆をきわめましたが、度重なる兵火により衰退しましてしまいます。


 寛永から元禄年間(1688~1704年)にかけて、藩主・松平氏により再興されたが、明治13年(1900年)に再び焼失し、現在の堂宇は、その後再建されました。
大窪寺の本尊・薬師如来は、薬瓶の代わりに法螺貝を持った珍しい薬師如来です。
この法螺ですべての厄難諸病を吹き払うといい、二重多宝塔である奥殿に納められています。


 ここで結願のお遍路さんは、大師堂に参拝し、三国伝来の錫杖をいただき、苦楽を共にしてきた菅笠、金剛杖を奉納します。
これらの奉納品は、毎年、旧暦7月20日に催される柴灯護摩供で焚きあげられます。
まだ霊場巡りを続ける人や、冥土の旅路にという人は持ち帰りましょう。
大師堂には八十八カ所すべての本尊があり、八十八カ所のお砂踏みもできます。
納経所では、有料(2000円)で、「結願証」を発行しています。
かなりお高いので私たちは求めませんでした。


 四国八十八カ所を無事巡り終えたら、最後に高野山(和歌山県伊都郡高野町)の奥の院へお参りします。
なぜなら、高野山こそ弘法大師(空海)の入定の地であり、今も弘法さんがその地に生きていると信じられているからです。
お陰様で八十八カ所を無事巡ることができましたと、弘法さんにお伝えしましょう。


 お遍路姿は余り見かけない、観光地のような雰囲気であった。


寺から出てくると二天門の脇の売店でお茶の接待を受ける。お札を渡しました。
そこでおみやげを購入した。


昨年年9月19日(土)にスタートした四国八十八ヶ所車遍路(4回)の旅であったが、
23年10月12日無事に結願(けちがん)。第1番・霊山寺から第88番・大窪寺の今日まで、無事終わることができたのは妻のおかげ。


金剛杖が多く奉納してあったが、記念に持ち帰る人もいるとのこと、私たちも持ち帰るこ
ととした。
  
ここから再度1番札所に行くことにした。
33.6㎞ 納 経帳に1番札所の朱印のページがある。
合計1315.1㎞



次は一番札所に行きます。

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