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知多新四国八十八ケ所霊場の旅 四十八番札所 禅林山 良参寺

知多四国霊場 四十八番札所
禅林山 良参寺


良参寺の弘法大師像は、「お助け大師」と言われています。
1928年4月16日早朝、父親に手を引かれた18才の盲女が当寺の山門をくぐると
眼が見えるようになったそうです。


そのとき詠まれた句が「ありがたや 光を隠す 雲晴れて 大師の慈悲に 杖 おさめ行く」。
また、樹齢400年余りの慎柏の根元に1983年子抱観音が現れ、
子宝、安産、子供の健康と学業成就にご利益ありだそうです。


住所:愛知県知多郡美浜町小野浦清水18番地
宗派:曹洞宗
創建:天正十三年(1585年)
御本尊:聖観世音菩薩
☎: 0569-87-0275


駐車場:あり 門前の地蔵堂脇


御詠歌
はるばるとまゐ禅林良参寺 吹き来る風も御仏の声

山門

本堂
弘化二年(1845)に再建されました。
中央須弥壇には本尊聖観世音菩薩が祀られてます。須弥壇には本尊聖観世音菩薩が祀られてます。

弘法堂
堂内は三つの間に分かれていて、弘法堂なので当然中央には、知多四国48番の弘法大師(御助大師)が祀られ、天井からたくさんの提灯がぶら下がっていました。
右側の間には准胝観世音菩薩・直伝弘法大師が、左側の間には秋葉山の扁額にあるように、秋葉三尺坊大権現が祀られています
弘法大師も一緒にいました。



亀石
岩殿体が撮影できていませんが、左側が亀の頭に似ています。
宝珠正覚坊(海亀は鐘乳石、宝珠は大理石)をお祀りされています。


子抱観音
樹齢400年という柏槇の根元に観音様が隠れるようにいます。
赤ちゃんを抱いた観音様に見えますが、木のこぶだそうです。
ここで失敗は其の根元の写真を撮影したと思ってましたが、たぶん撮影しなかったのでしょうね。(矢印の所に観音様がいらっしゃる)


本堂裏にある墓所には、天保3年(1832)大坂から江戸へ向かう途中、遭難してアメリカに漂着した「宝順丸」乗組員14人の墓碑がある。そのうちの音吉、久吉、岩吉の3名、通称「三吉」は、初の和訳聖書の制作に協力したことで知られる。平成18年、マカオで生涯を終えた音吉の遺灰が173年ぶりに日本に戻り、この寺に納められた。
                         (知多巡礼紀行より)


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