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知多新四国八十八ケ所霊場の旅 番外札所 慈雲山 影現寺 (時志観音)

知多新四国霊場 番外札所
慈雲山 影現寺 (時志観音)
じうんざん ようげんじ じしかんのん


住所:愛知県知多郡美浜町時志南平井86番地
宗派:曹洞宗
創建:永正元年(1504年)
御本尊:釈迦牟尼仏
☎:0569-82-0041
御詠歌
引綱に召され浮かびし観世音、慈雲と共に影現の寺」、「時しらぬ利益はいつも有明の月の光の至らぬはなし」


ここは南知多観音一番、知多西国八番札所。


(1)名鉄河和駅から徒歩で30分
(2)南知多道路美浜ICから車で10分
ここは安産湖岸で有名です。時志観音(ときしかんのん)
駐車場:あり かなり広いです


石段脇には、寺号ではなく「時志観音」の石碑があります。
石段は128段 割と息が切れる。


階段を上ると正面が観音堂
観音像御本尊である十一面観音像「時志観音」が安置されています
十一面観音像は1574年(天正4)、佐久島の漁夫が出漁中に網にかかって現れたとされるそうです。
佐久島の草庵に祀られたその尊像は、ある夜、島守の夢枕に立ち以下のように告げたという。
「我は観音菩薩の化身なり。衆生救済の為に中国より渡れども。時を得ずして海中の藻屑になること幾星霜、願わくば対岸の地に移し祀られよ」
慶長11年、尾張藩主徳川義直公の男児誕生に際しての安産祈願成就を機に、寺紋に徳川家の三葉葵を使うことが許され、以後徳川家代々に亘って篤い庇護を受けたと云われています。
ここの賽銭箱にも三つ葉葵の紋章が刻まれていました。


 観音堂の十一面観音は佐久島の漁夫の網にかかって海中より出現されたもので、後に現在の地へ移されたと伝えられています。


八角形の屋根の香炉  (拡大写真はありません)
手前の八角形の屋根の香炉は観音堂内の内陣の厨子の八角形の屋根にちなんで作られている。



鐘楼
1922年(大正11)に建立されたこの鐘楼、戦時下には梵鐘は供出され、現在の釣鐘は昭和24年朝鮮の古梵鐘の流れを受け継ぎ鋳造されたものだそうだ。


仁王さんがデーンといます


本堂


弘法堂(写真がありません)
本堂の前に弘法堂
屋根の上は鯱が乗っていました。


観音様の石像
この観音像、昭和56年4月19日に落成した観音像で、岡崎市の若き石工が精魂込めた日本一の観音石像なんだそうです。高さ6m、重さ二十五屯の巨大な御影石の一枚石で作り上げたという。日本一の由来は、この一枚石で作り上げた観音像の大きさなんだとか。


鐘楼の後方の一画には重興仙嶺大隣和尚の座像と左に猿の座像「座禅猿」がある。
左側には複数の観音像が安置されている。(写真がありませんん)


1900年(明治33)伊藤萬藏氏が奉納されたもので、石の観音像は三十三体あるのだそうだ。
灯篭や狛犬、手水鉢などは名前をよく見かけるけれど、こうした石像も寄進していたようです。


八角形の屋根の香炉(観音堂の前にありました)





後には知多の海です。

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