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越前 大野市郷土歴史館

大野市郷土歴史館


大野城登り口にあります
☎:779-66-0238
入場料 200円


神社の鳥居をくぐると


左手に木造の建物があります。
明治時代(明治22年(1889)大野治安裁判所(大野簡易裁判所)として昭和43年(1968)まではこの建物が裁判所でした。
同年大野市が本館と守衛室を譲り受け現在地に移築郷土歴史館として活用・保存しています。明治中期の裁判所として非常に貴重な建物です。
外観は和風で入母屋造り瓦葺き、掛魚と木連格子の飾りがあります。車寄せには紅梁上には透かし彫りがあります。
内部は洋風で廊下の両側には部屋があります。各部屋のドアも大きいです。また天井も高いです。
社寺建築のような外観で司法府の権威を象徴していたのですね。
土台に使われている用材は草槙材。柱は檜材、屋根周りは松材が利用され末木は一切使用されていません。礎石は笏谷石の二段済みとなっています。


                       大野市郷土歴史館パンフレットより



展示物の一部


蒸気式の消防ポンプ
その他大量の農機具などが展示されていましたが、興味を引いたのはこの消防ポンプのみでした。


内部は今はリニュアールされたそうです。

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