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京都  曼殊院門跡

曼殊院門跡
住所:京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
山号:なし
宗派:天台宗
創建:天暦年間(947年-957年)
開基:是算
本尊:阿弥陀如来
別称:竹内門跡
電話:075-781-5010
駐車場:かなり広いです。
公共交通機関 
叡山鉄道「修学院駅」徒歩20分


曼殊院門跡は、青蓮院、三千院、妙法院、毘沙門堂門跡と並んで、天台五門跡の1つとされています。
1656年、二十九代門主、良尚親王により現在の土地に移されたそうです。

鶴島の五葉松の根元には、キリシタン灯篭と呼ばれる、曼殊院型の灯篭があります。


杉戸 猫・虎 ?

わくわく どきどき 薄暗い畳廊下

手水鉢にフクロウの彫刻

毛氈に正座 しばらく庭園を鑑賞

曼殊院の大書院前にある枯山水の庭園は、国の名勝にも指定されています。

座敷におかれた宝塔
曼殊院は延暦年間(728年~806年)に、天台宗の宗祖である「最澄上人(さいちょうしょうにん)」が、比叡に鎮護国家の道場を創建したのが始まりだとされています。


サンスクリット語で「妙薬」「愛楽」を意味するという「曼殊」。
殊の字がちょっと違うのですが、彼岸花である「曼珠沙華」に由来していると言われています。
「天上の花」とも言われる曼珠沙華。
「吉兆しとして、赤い花が天から降って来る」という、仏教の経典に由来しているそうです。
国宝である「黄不動画像」や「幽霊画」「曼殊院本古今和歌集」をはじめとする、多くの文化財を有しています。


曼殊院には、本来あるはずの寺院の中心となる仏堂はありません。
曼殊院の境内にある建造物は、大書院、小書院、八窓軒(茶室)で、本尊があるのは大書院の仏間なので、大書院が本堂として扱われています。
本堂とされる「大書院」は、明暦2年(1656年)に建設されました。
移転の際の解体修理で、墨書が発見された事から、建設当時「大書院」と呼ばれていたことがわかったそうです。


曼殊院門跡の呪いの幽霊掛け軸
この幽霊掛け軸はなんでも撮影すると不幸が降りかかるとの言い伝えがあるので写真撮影は止めましょう。
展示されている場所は御殿の順路終盤の台所近くの廊下に掛かっています。
掛かっている幽霊の掛け軸は2枚並んでかけられています。照明はあわい白熱電球で照らされています。
向かって左側は初老の黒髪が長い女性で体を横に向け立っていますが、顔は正面を見ています。服は白装束で表情は無表情です。サイズは掛け軸に対して三分の2ぐらい大きめに描かれています。足は掛け軸の範囲に収まっていないためわかりません。
向かって右側の絵は、長い黒髪女性が斜めを向いている絵です。こちらは怒りの表情を表しており、白い装束には赤子のような顔が浮き出ています。衣装が下にいくにしたがい垂れて細くなっており、足は無さそうです。
掛け軸の上に「撮影厳禁」の注意書きがあります。

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