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京都  光悦寺 鷹峰三山を望む庭や(紅葉に)感動

2021年10月8日記事修正しリライトしました。
光悦寺  こうえつじ
住所:京都府京都市北区鷹峯光悦町29
山号:大虚山 だいきょうざん
宗派:日蓮宗
開基:明暦2年(1656年)
本尊:十界大曼荼羅
電話:075-491-1399
駐車場:有り(15台無料 注:紅葉時は有料1時間300円)
公共交通機関
市バス「源光庵前」下車、徒歩約3分


ここは、遣迎院 ・源光庵 ・常照寺など徒歩でも近く、 一日で巡れます。



特に秋は車では廻るのは困難であるのでどこかに駐車し、徒歩で巡ることをお勧めです。大体200mから500m以内に点在します。


この辺りはやはり秋が絶景です。11月中旬頃、私たちが訪れたのは込み合うのでずらしました。
2012・10・6

紅葉におおわれる参道になります。


江戸時代の芸術家である本阿弥光悦が元和元年(1615年)に徳川家康よりこの地を与えられた。


この辺りは「辻斬り追い剥ぎ」の出没する物騒な土地であったと言われています。


光悦の一族や様々な工芸の職人らが多く移り住み芸術の集落となりました。光悦の死後に位牌堂は寺になり、境内には光悦の墓があります。
『本阿弥行状記』による。

鷹峰三山と楓の木々を借景とし、その景色がとても美しいお寺です。
光悦寺は境内全体が回遊式の庭園のような造りになっています。どちらかといいますと、山荘のような佇まいです。

境内には大虚庵、三巴亭、了寂軒、徳友庵、本阿弥庵、騎牛庵、自得庵の7つもの茶室があることが珍しい。

大虚庵
光悦が鷹ヶ峰に営んだ居室です。現在ある大虚庵は大正4年(1915年)に新たに建てられたもので、道具商・土橋嘉兵衛の寄付、速水宗汲が建てたものです。


光悦垣
大虚庵前の竹の垣根は光悦垣またはその姿から臥牛(ねうし)垣と呼ばれ徐々に高さの変る独創的な垣根で有名。



大虚庵 は建設された後、光悦会によって建て直されており、入口にある3枚の障子を立てた貴入口をにじり口に変えた他、間取りも多少変えられています。

三巴亭  さんばてい
「三巴」という言葉には「過去・現在・未来」の意味があると言われています。


大正10年(1921年)に建てられた数奇屋建築で、2室、水屋等からなる。北西の八畳は光悦堂と呼ばれています。仏壇には光悦の木像が安置されています。

光悦寺の茶室を取り囲む垣根は”光悦垣”と呼ばれています。
現在は多くの場所で見ることが出来ますが、この竹を菱形に組んで作られた垣根は、このお寺の垣根が発祥と言われています。

少し色づいた楓



徳友庵は光悦の号「徳友斎」からその名を採っており、縁側から鷹峰三山の姿が眺望できます。


本阿弥庵


こちらは「了寂軒(りょうじゃくけん)」です。


茅葺の鐘楼


本阿弥家一族の墓所


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